2014年

8月

15日

酵素は人を繋げる

 

「酵素相模」

 

 

平成8年から一歩を踏み出しました。

 

夢中でやってきました。

 

只只、夢中に…

 

思い起こせばたくさんの事があったなあ、

 

良いことも、もちろん良くないこともたくさんありました。

 

子供たちの結婚、孫の授かりは格別の喜びでしたが、

 

世の中いいことばかりは続きません。

 

お客さんが集まらず店を閉める事を考えたことは一度や二度ではありません。

 

想いと現実のギャップで悩んだ時でした。

 

経営の難しさとでも言うのでしょうか?


余談ですが、

 

夫婦の危機なんていう事もありましたww (未熟者ですね)

 

 

 

でもなんとか、これまで頑張ってこられたのはいろいろな人との出会いがあったからです。

 

これだけは断言できます。

 

私のこれまでの人生で大袈裟ではなくて、

 

ピンチを救ってくれたのは皆様との「出会い」でした。

 

 

 

ここに集まってくる人たちは種類は違えど何らかの不調、悩みを抱えて

 

います。

 

一筋の光を見出すために皆、この扉を叩きます。

 

希望を失っている人、自信をなくしている人、

 

表情はけっして明るくありません。

 

 

 

少しでも力になれたら…、少しでも役にたてたら…、

 

そんな偉そうなことじゃなくて、理解したいのです。

 

物申す、為ではなくて理解したいのです。

 

人との出会いはまず理解をすることから始まる気がするのです。

 

わたしのピンチを救ってくれた出会いには、理解を示してくれた皆様がいてくれたから、

 

安心が生まれ、希望が芽生え、一歩を踏み出す勇気が湧いてきたのです。

 

そしてわたしは幾度となく救われたのです。

 

これまで、どれひとつとっても同じ出会いありませんでした。

 

当たり前ですが背景や環境、歴史は人それぞれだから同じなはずはないんですね。

 

これからもそうでしょう。

 

 

そうなんです、すべての出会いが唯一なのです。

 

酵素相模へ来ていただいたことへの感謝、そして出会えたことの歓び、

 

それらは、わたしにとっては、全てが珠玉のひと粒です。

 

そして全ての出会いは「酵素」がきっかけとなり繋がってきました。

 

酵素で救われ、幸せになり、励まされ…

 

これまで、わたしを救ってくれた「出会い」に少しでも恩返しができたら、という思いが理解という事に繋がっている気がするのです。

 

 

 

歩みを止めなくてよかった、ゆっくりだけど一歩、一歩、前に進んで来てよかった。

これまでの時間、経験は、わたしにとって全て宝物です。

 

そして次の出会いへとつながっていきますように。

 

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2013年

8月

26日

初めてのお客さん

 

始めよう!と、決心したのはいいけれど、酵素風呂の経営なんて人生初、

 

全てが初めてだらけ手探りの状態です。

 

わたしただの主婦です。

 

ただ、ひとつだけ始める前から決めていた事がありました。

 

それは、いの一番に入れたい人がいました。

 

それは、わが娘でした。

 

 

今では、いい歳になりましたけどw

 

当時、20歳ぼちぼち位でした。独身で花盛りのお歳頃です。

 

小さいころから喘息を患い、病院通いの日々、

 

お医者様からは「喘息は空気の良いところで生活しなさい」と…

 

 

綺麗な空気を求めて、繰り返し引っ越しをしました。

 

そして神奈川県の山奥にまで行きました。

 

通勤、通学などの不便さ、友達、知り合いが居ないなど、

 

いろいろありましたが、でもそんな事、娘の健康とは引き換えにできません。

 

アトピーも合わせて発症して肌は象のように固く、カサカサな状態です。

 

肌は茶色く、くすんでいました。

 

女性としてはとても可哀想な状態です。

 

だから、真っ先に酵素風呂に入れてあげたかったんです。

 

 

1か月、2か月と、過ぎようとした時、効果はみるみる現れました。

 

モチモチたまご肌とまではいきませんが、

 

見違えるような状態になりました。

 

今では年齢よりも若く見えるよって、本人喜んでいますww

 

喘息も同様です。

 

今では全く症状はありません。

 

患っていた病気が嘘のようです。

 

身体の調子が優れない、特に女性は肌の状態がそんなだったら、

 

気持ちも心も沈みがちになるのは当然の事。

 

今では、明るさが取り柄。

 

本当に良かった…。

 

 

 

絶対に効果があるって信じていました。

 

もともと始めるきっかけは、身内の健康の為。

 

自分ではとっても良い事と、思っていても

 

こんな風に身内であれ、笑顔になった事で少し自信にもなりました。

 

 

はじめてのお客さんが娘じゃ、商売にはならないですね…。

 

さてさて、

 

 

 


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2013年

8月

13日

酵素と歩む

”酵素の母”です。

 

自称ではありません。みなさんからそう呼んでいただいています。

 

まず初めに、酵素相模の生い立ちの事を書いておきます。

 

わたしと酵素風呂との出会いは突然訪れました。

 

当時、既に兄弟に先立たれていました。

 

私以外全員男という5人兄弟の下から2番目です。

 

兄達は、全員、ガン、膠原病、肝硬変などの重い病との格闘の末、

 

若くして尊い命を落としました。

 

もちろん、人間には寿命があります。

 

人間である以上、いつかは必ず死が訪れます。あたり前の事です。

 

その、当たり前の事を身近でしかも身内で直面しました。

 

本当にいろいろな事を考えさせられました。

 

もっと健康だったら、もっと一緒にいられたのに、

 

何でもっと健康に気をつけられなかったのか?

 

ほぼ、後悔の念です。

 

 

健康の大切さ、命の尊さを嫌というほど思い知らされました。

 

それを教えてくれたのは兄弟の死でした。

 

愚かですね。

 

悲しいというより自身の情けなさ、とでも言いますか…。

 

どうしたら健康でいられるの?

 

どうしたら健康のまま歳を重ねられるの?

 

健康に良いとされている事は全て首を突っ込んでみました…。

 

 

「こんなに素晴らしいものがこの世にあるんだ。」

 

わたしは静岡県静岡市にいました。

 

 酵素風呂とわたしの出会いの地です。

 

それまで「酵素」という言葉は聞いた事はありましたが、

 

それが何なのか?また人の身体にどの様な影響を及ぼし、どの様な効果があるのか?

その時は全く知りませんでした。

 

 

そこには、通称ぶらぶら先生と呼ばれている方がいました。

 

事故で左の二の腕部分を損傷し、皮意外の部位もちろん骨も砕けて、

 

辛うじて皮1枚で繋がっているだけという、腕がぶらぶらしていたので、

 

みんなからそんなふうに呼ばれていました。

 

そんな状態でも、酵素風呂に入り続けたら指先が動くようになったと…。

 

俄かに信じられません。

 

「酵素風呂の効果を口で説明する事はできません、難しいですね。いくら言葉を並べても、

 

おそらくあなたは信じないでしょう、ご自身で体験して感じてください。」

 

「とにかく、1週間続けて入ってみてください。自分で体験、経験した事からでないと、

 

理解できません。良いか、悪いかの判断はそこからでしょう?」

 

知人の紹介でした。

 

 

ごもっとも…。

 

正直、半信半疑です。

 

健康に関しての事、また良いと言われる事は、大体眉つばモノが多かったんです。

 

経験上、私の性格は自分で納得できなければどんなに良いと言われても見向きもできません。

 

そこまで言うのなら…。

 

まあ、毒を食わらば皿までもってとこでしょうか(笑)

 

 ちょうど、かなり酷いぎっくり腰をやってしまったばかりで、

 

とにかくはじめてみる事にしました。

 

相模原と静岡の往復の日々が始まりました。

 

片道300kmの距離を毎日車で通いました。

 

するとどうでしょう!

 

体調は優れるは、疲れるはずの身体はみるみる元気になって行くは、

 

驚きの連続です。

 

酵素風呂に魅せられるのに、そう時間はかかりませんでした。

 

更には1週間しないで腰も回復し大好きなゴルフも

 

コースに出られるようになっていました。

 

しかし、相模原と静岡の往復は主婦の私には時間的にも、金銭的にもキツイものがあります。

 

どうしよう?でも酵素風呂には入りたい…。

 

当時まだまだ、マイナーだった酵素風呂は、近くにはありません。

 

でもやっぱり入りたい。

 

答えは意外にも簡単なところにありました。

 

"自分でやってしまえ!"

 

簡単でしょ。

 

当時、これほどインターネットが普及しておらず、探す手間よりはじめてしまう事の方が手っ

 

とり早かったという、せっかちな性格が顔を見せたんですねww

 

こうして、1997年9月、「酵素相模」が始まりました。

 

その時は、家族や身近の人達の健康の為、

 

けれど、続けて行く為には商売にしていく必要がありました。

 

米糠の仕入れのお金、電気・水道・ガスなどの公共料金など、

 

最低限といえど経費がかかります。

 

そして、お金が無かったので広告などできません。

 

ただ、人伝えだけでこれまでやってきました。

 

次回は、その辺をお話できればと、思います。

 

 

 

 

 

 

 

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